YOUCARE AIKO

異動で「新たな介護」に出会う。


想像以上もどんと来い!

2015年入社

特養/リーダー
安孫子遥菜

ユニットケアに理想を追って。

もともと福祉に興味があって、最初の夢はカウンセラーになることでした。それが介護士に変わったのは、高校の時、非常勤講師として介護の専門学校から派遣されていた先生がきっかけです。とてもいい先生で、慕っているうちに介護の世界にも興味を持ち、先生のいる専門学校に進学を決めました。

相河に出会ったのは、卒業前に訪れた就職フェアでした。そのとき、「ユニットケアをしているって珍しいな」と思ったんです。従来型の介護施設は、50〜100人の入居者様が一つのフロアにいらっしゃって、賑やかだけれど一人ひとりと関わる時間はきっとそう多く取れない。それに比べ、ユニット型は多くても10人ずつ。人数が少ない分、丁寧に向き合えるから自分の納得する介護ができそうですし、毎日が充実するだろうと思いました。

そういえば小学生時代、学校帰りに友達数人と通学路のデイサービス施設に遊びにいっていたんです。学校で習った歌を披露したり、お菓子をもらったりと、お年寄りに可愛がられて……。あまり意識していなかったけれど、もしかして私、「共生型福祉」の先駆者だったのかもしれません(笑)。

現場が変われば、世界が変わる!

入社後、特養に2年、ショートステイに4年、そして今また特養と異動してきました。ショートステイに移った時は、「世界が変わった」レベルの衝撃を受けました。特養はご自身で動き回れる方が少なく、入居者様の入れ替わりもあまりないので流れる時間がどこかゆったり。ところがショートステイは皆さんとてもお元気なので、よく喋り、よく動く!いつも私は「転倒しないかな」と緊張していて、「見守りが足りなかった」「手を差し伸べるタイミングが遅かった」と反省する事態もしばしば。ただ、そんな時間を通して成長できたと思っていますし、振り返ってみると、アクティブな私にはあれくらい忙しい現場は合っていたとも思います。

一方で特養のいいところは、一人ひとりの入居者様と長く付き合うので信頼関係が築けるところです。認知機能が少しずつ衰える中にあっても、私の顔や名前を覚えていただけると「私のこと、覚えたいと思ってくれたんだ」とじんわりと嬉しくなります。ご家族からも信頼されて、「いつもありがとう」と感謝された時にはこの仕事をしていて良かったと心から思います。

まずは進んでみるのも一手。

リーダーのポジションに就き、最近では外部と交渉しつつ職場の意見を取りまとめて方針を決めるような仕事もしています。新しい仕事はいつだって緊張しますが、あまり考えすぎて「絶対こうしよう、こうすべきだ」と決めつけず、時には柔らかく流されながら進んでいこうと思っています。というのも、どれだけ考えても、現実っていつも想像を超えてくるから!(笑)。これを読む人に伝えたいことがあるとすれば、「介護って、みなさんが思っているより楽しい仕事なんですよ」ということ。世間的にはしんどいイメージもあるとは思うのですが、感じ方は人それぞれ。だから私自身が楽しく働き、折に触れて「私にとっての介護の楽しさ」を伝えることで、一人ひとりに「自分にとってはどうかな?」と考えるきっかけをつくれたらとても嬉しいです。気になるなら、考えすぎずに飛び込んでみるのもおすすめですよ!

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